北海道新幹線のダイヤ案(概要)

◯種別と停車駅
はやぶさ(速達タイプ)
東京・上野、大宮、仙台、盛岡、新青森、札幌

はやぶさ(準速達タイプ)
東京・上野、大宮、仙台、盛岡、八戸、新青森新函館北斗長万部、札幌

はやて(区間列車、ワンマン運転
盛岡〜札幌の各駅

◯東京(上野)〜札幌間の所要時間
※青函共用区間については「青函共用走行問題:私案①暫定案」を参照

(考え方)
・東京〜札幌間の一番列車と最終列車は速達停車パターン+青函高速走行の最速列車とする
・朝晩の上記以外は準速達停車パターンで、多客時間帯の停車本数を増やす
・日中は青函共用区間で貨物とのすれ違いで所要時間が延びる分、停車駅を絞って相殺する

(具体例)
・下り東京6時台発
→「はやぶさ」速達タイプで運転、所要時間4時間程度(青函高速走行)

・下り東京7時台発〜8時台発
→「はやぶさ」準速達タイプで運転、所要時間4時間30分程度(青函高速走行)

・下り東京9時台発〜14時台発
→「はやぶさ」速達タイプで運転、所要時間4時間30分程度(青函貨物すれ違い時160km/h制限)

・下り東京15時台発〜16時台発
→「はやぶさ」準速達タイプで運転、所要時間4時間30分程度(青函高速走行)

・下り東京17時台発
→「はやぶさ」速達タイプで運転、所要時間4時間程度(青函高速走行)

※上り列車も同様の考え方
※厳冬期は、青函共用区間のうち明かり区間140km/h制限で所要時間増加

◯こまち号の運転について
かつてのFASTECH 360の試験走行結果やALFA-Xにミニ新幹線タイプがないことから、
360km/h運転時、ミニ新幹線との併結は困難と考える。
分割併合による「はやぶさ」の時間ロスや遅延波及防止のため、
はやぶさ」と「こまち」はそれぞれ単独運転(毎時1本ずつ)とする。
「こまち」は新仙岩トンネル建設による速達化を目指す。
多客時は盛岡止まりの10両編成を増結、閑散期はミニ新幹線車両7両編成単独とし、輸送力を調整する。
(「はやぶさ」は通年で10両編成の単独運転)

◯東京駅発車時刻イメージ
毎時00分発 札幌行 はやぶさ
毎時30分発 秋田行 こまち
※「こまち」は盛岡で「はやて」と接続、「はやて」は新青森で「はやぶさ」と接続